英語学習において学習しなくてはならない「To不定詞」。
知っている方もいると思いますが、3種類の基本的な用法が存在します。
その用法を覚えなくてはいけなくて、学生時代に文法が嫌いになった人もいるのではないでしょうか?
しかし、それを「別に覚えなくていいじゃない?」といったらどうしますか?
圧倒的に勉強がしやすくなると思いませんか?
ある一個のコツを理解するだけで、To不定詞がすらすら読めるようになります。
用法を覚えて見分けていく必要がなくなります。
そんな体験をぜひしていってください!
To不定詞の基本
To不定詞とは、その名の通りtoを使う文法になります。
基本の形は
文章にすると
I want to travel.
He started to dance.
とこのような形になります。
用法はもう覚えなくていい!To不定詞のたった一つの考え方
ここが今回の核心となります。
To不定詞には「名詞的用法」「形容詞適用方」「副詞的用法」と3つあると教わります。
やばくないですか?
いきなり漢字の羅列。
英語学習にとって文法はとっても大切なのですが、これでは、覚えたくても覚えられないですよね?
実際、私も、用法の名前は、調べながら書いています。
どうして、知らないのに、TOEICのリーティングほぼ満点(485)取れると思いますか?
どんな用法をしていても、付け加えの情報を説明しています。
早速、例文を見てみましょう。
例;名詞的用法
i want to travel.
want→したい、欲しい→何を?→旅行すること
というようになり、「旅行がしたい」という風に読むことができると思います。
動詞の「したい」に対して詳しい情報が追加されているだけです。
名詞なのか、形容詞なのか、副詞なのか考える必要はないかなと思います。
例2:形容詞的用法
I have a lot of work to do.
仕事に情報が付け加えられています。
先頭から読んでいき「仕事があるんだな〜どんな仕事があるんだろう?やるべきことか!」という風に想像できれば、もうこっちのものです。
例3:副詞的用法
She went to the park to play soccer.
副詞ってなんだよって思うかもしれませんが、公園に行った理由の説明を追加しているだけです。
「公園に行った〜ああ!サッカーするためか!」という物語が見えてくるはずです。
共通点をしっかり押さえれば、暗記量は少なくなる!
暗記は、英語学習には欠かせません。
しかし、訳もわからず、全部暗記をしようとすると、必ずどこかで忘れてしまいます。
追加情報の説明と覚えておくことで、どの用法だっけ?と考えることなくスムーズに理解ができるようになってきます。
合言葉は、To+動詞でひとかたまりです!
To不定詞の例文集
追加情報ということを頭に入れて、早速、実践してみましょう!
- She found a place to sit.
彼女は座る場所を見つけた。 - This is a book to read during the trip.
これは、旅行中に読むための本。 - He is looking for a house to buy.
彼は、買うための家を探している。 - There is nothing to lose by trying.
挑戦してみることで失うものはない。 - She is the right person to lead this project.
彼女は、このプロジェクトを率いるのに適した人物です。
どうですか?
読めるようになってきていますか?
コツは、左から読んで、情報を継ぎ足していく感じです。
これができるようになってくると、英語を速く読めるようになると思います。
- He went to the store to buy snacks.
お菓子を買うために、お店にいった。 - She worked hard to pass the exam.
彼女は、試験に合格するために、一生懸命勉強した。 - He left early to catch the train.
彼は、電車に間に合うように、早く出た。 - The CEO resigned to avoid further controversy.
CEOは、これ以上の論争を避けるために、辞任した。
To不定詞で、プラスアルファじゃない例外の時
最後に、プラスアルファの説明をしていない場合を説明します。
「え?例外あるの?」
と思ったかもしれませんが、心配は要りません。
とっても簡単です。
例外の文章とは、To不定詞が主語になる時です。
例えば、
To learn English is my goal.
このように、主語になる場合があり、上で説明したようなプラスアルファにならないのです。
しかし、Toでひとかたまりと覚えておくと、簡単な構造になります。
かたまり is my goal.
かたまりが目標なんだな!
ということがわかると思います。
長い文章も見てみましょう。
To understand this concept requires patience and focus.
かたまりは、忍耐と集中が必要。というシンプルな形にすることができます。
To不定詞の用法を見分ける必要はなくなりました。
これを頭に入れてとけば、To不定詞を使った文章は、スラスラと読めるようになっていきます。
To+動詞があって、難しいなと感じたら、シンプルな形に置き換えて考えてみることも重要です。
次回は、To不定詞が絶対に来る単語を勉強します。
これを暗記しておくことで、テストや、TOEICの文法正解率が上がっていきます。
一緒に頑張っていきましょう。
コメント